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    【転載】“妖怪の味”の派生ネタ。

    スミマセン 今日はネタ切れの為 昔のブログからの転載です。
     ⇒ 元記事

    いえ ちょっとお父さんの事を考えた日だったのです、ほぼ日手帳によると。
    そういう訳で 手抜きをしてしまって 申し訳ありません。


    某お友達様のブログを拝見して いつかネタに困ったら書こうと思って
    ストックしていたネタを 本日は取り扱います。


    昭和の頃のアニメ『一休さん』では とっても有名なお話です。
    ある日 小僧さんが お供え物のお饅頭? おはぎ?が 美味しそうで
    ついついそれを食べてしまった時の事。
    和尚さんに見付かってしまったら叱られる! と思った小僧さんは
    仏像?の口に あんこを付けて 誤魔化したのでした というお話。
    小学校に上がる前の記憶なので 登場人物の名前とか 全然覚えてないのですが
    ストーリーは 今でも覚えています。

    また お正月のおせち料理は “節会(←せちえ)” “御節供(←おせつく)”の略で
    平安時代の朝廷行事の頃には 既に存在していました。
    年始め(←1/7)、3/3、5/5、7/7、9/9の五節句等 節目に用いる料理を指しますし
    神様にお供えする料理全般を指す言葉でもあります。
    お供えをし終わったら 人間がそれを食べる、お盆や○回忌でお馴染みのアレも
    元を辿ると お供えとしてのおせち料理に辿り着きます。
    最近は 「お正月くらいは主婦にラクをさせる為」って意味合いが強いですが。

    人魚の肉を食べると 不老不死になる、八百比丘尼(←やおびくに)のお話
    コレは 意外に思われるかもしれませんが 日本のお話です。
    日本海側の漁村の17歳の娘が 知らずに人魚の肉を食べてしまって
    歳を取らなくなってしまって 最終的には尼になり 全国行脚の旅に出るという。

    黄泉戸喫(←ヨモツヘグリ)も それに似たお話ですね。
    イザナミが 火の神カグツチを産んだ為 火傷を負って死んでしまいます。
    妻の死を受け入れられないイザナギは 黄泉の国へ 妻を迎えに行きますが
    イザナミは現世に戻る事を拒否します。
    黄泉の国の食べ物を食べて 黄泉戸喫をしてしまったから もう蘇れないと。
    ですから 仏壇にお供えするご飯は 生きている人間が作った物であったとしても
    仏壇に供えた時点で それは“死んだ人の為の食べ物”という扱いになります。

    ココで1つ 誤解の無い様に書いておきます。
    人は死んでも神様にはなれません だから“仏様”で 仏壇なんです。
    だから 神棚の方が高い位置にあって 神棚より仏壇を上にしたらダメなんです。
    そういう訳で ○回忌とかの時に お供えしたお菓子を食べるアレって
    何か違うって感じるんですよね… どうして備え終わったら 食べて良いんでしょ?
    「始末しないと 悪い物が寄って来るから」という理屈も 分からない訳では
    ありませんが それでも 腑に落ちないんですよね…。


    さて 八百比丘尼や黄泉戸喫的なお話は 海外にもあります。
    冥府の王ハデスの妻 ペルセポネー、ゼウスとデメテルの娘なのですが
    彼女は 黄泉戸喫の所為で 冥府に留まらざるを得なくなりました。

    ペルセポネーに恋をしたハデスは 地面を割って 彼女を冥府に引きずり込み
    連れ去ってしまうのでした(←要は誘拐です)。
    父ゼウスは「ハデスなら娘の嫁に相応しい」と 容認してしまうのですが
    母デメテルは納得せず 大地に実りをもたらすのを止めてしまいます。
     (だってデメテルは実りと豊穣の女神ですからw)
    で 仕方無くハデスは ペルセポネーをデメテルの元に返す事にしましたが
    別れ際 ザクロの実を彼女に与えました。
    ペルセポネーは 冥府でもハデスは自分を丁重に扱ってくれたので
    人柄の面でハデスを信用して そのザクロの実を 12個のうち4つを食べました。
    冥府の物を食べた者は冥府に属する という 神々の決まりの為
    ペルセポネーは 年に4か月は冥府に留まらなければならなくなりました。
    “彼女が地上に居ない期間”は 実りの無い季節、冬になったのでした。

    余談ですが NHK『ニュースウォッチ9』のお天気キャラ 春ちゃん
    ペルセポネーがモデルらしいですよ。
    ハデスがメンテーに浮気した時 嫉妬に狂って メンテーをミントの葉に変えたという
    割と感情の起伏の激しい人なんですけどね(←笑)。
    でも ペルセポネー自身も アドニスに激しく浮気します 何だかなぁ…。

    あと ハデスはずっと冥府に居て オリンポスには来なかったので
    オリンポスの12神には入っていません。
    でも エリスのオリンピアに その神殿がありました。
    その“エリスのオリンピア”は 第1回古代オリンピックが開催された場所でもあります。
    ハデスはオリンポスの神でないのに 不思議な事ですよね。


    今日の前置きは長いなぁ(←苦笑)。


    そういう訳で 御供え物を おいしそうだからと言って 勝手に食べるのは
    良くないですよ というお話。
    食べたら死ななきゃいけないんですからね。
    でも お墓参りの時とか お供えのお菓子 貰って帰りますよね。
    意味が分かりません。

    私はにわか神道なので 仏教の事はよく分かりません。
    にわかですよー いつか浅草で死にたいレベルの知識しかありませんからね。


    そして 人魚姫のお話に戻る?んですけどね、
    アンデルセンの童話に描かれている 人魚の王様が住むお城のお話。
    珊瑚で築かれて 透き通った琥珀で窓が作られて 屋根は貝殻で葺かれている、
    珍しい木や草が植えられていて ありとあらゆる魚が その合間を泳いで行く…。
    そんな 人魚の国の 人魚の王が住むお城。
    『一休さん』を見ていた頃の私なら「ファンタジックで幻想的で夢の様だ」とか きっと
    言葉の意味も判らずに適当な事を言っていたでしょう 多分。
    ですが 体が大きくなった今 なけなしの知識フル動員で深読みをしながら
    『断章のグリム』を読むと このお城は とても恐ろしいです。

    まず 海そのものが 神の国だの 死者の国だの“彼岸”を指すのだそうです。
    海の底や海の向こうが死者の国… まぁ 分からなくはないですよ
    モーセの脱エジプトしかり ノアの方舟しかり 神の怒りの基本は水没ですから。
    そして 貝殻で葺かれた屋根と その中の真珠、コレは タロットにも登場する
    “死者の棺とその中の死者”の象徴です。
    死んだ人は 神の裁きを受ける為に 1度 復活しなければなりません。
    タロットの20:審判は 「裁きの時が来ましたよ」って 天使がラッパを吹く絵です。
    “使者が眠る棺”で葺かれた屋根… ゾッとしません?
    魚も“キリスト教徒”の象徴で ココは説明不要ですよね?
    琥珀も天然樹脂の化石で 虫の死骸が閉じ込められて固まった物もあります。
    珊瑚(コーラル)の産地の多くは 太平洋戦争で 多くの兵隊さんが散った場所ばかり
    だったりしますし(←日本 東シナ海 台湾 ミッドウェー近海 ハワイ沖 地中海沿岸)。
    もう 人魚を美しい物だと思える私は居ません。


    『人魚姫』って 最後 泡になって消えるでないですか。
    で イスラムの言葉に こんなのがあります。
     水はどこにあるのか 風の背にある。
     神が全てを作られた時 風に水を支配する力を与えられた。
     水は波となり 泡となり 蒸気となる。
     蒸気は水の上に留まり 神はそれを“天”と名付けた。


    人間は死んだらお星様になるとか 天国に行くとか “高い場所に上る”って
    イメージで 色々と言われているでないですか。
    水が波になって 泡になって 水の上に溜まって“天”になるなら、
    泡になって風の娘になった人魚姫は 人間と同じ天国に行けたのではないか と。

    そして 悪い事をしたら 地獄に落ちるって言うでないですか。
    悪い事をした人が 人魚になって 償いをして 赦されて 泡になって天国に と 考えると
    人魚の王様は 冥府の王ハデスと同一視出来ますよね。
    エジプト神話で言ったら オシリス神に当たるのでしょうね。

    ハデスと閻魔大王は別物ですよ。
    前者は冥府の王ですが 閻魔様は“裁く人”であり 冥府には関わりません。

    ちなみに 償ったら赦してくれる神様というのも 超少数派です。
    例えばエジプト神話では 穢れでマアトの羽より重くなった心臓は ムシャムシャ食べられて
    無かった事にされて それでおしまいです。
    アメミットちゃんのごはんになって 消滅しておしまいなのです。
    “地獄に落ちて酷い目に”的な 償い系の描写は 一切ありません。
    死んで償う事は出来ないから 現世をしっかり生きなさい というメッセージを感じます。
    死んだ先で償う系の 私が知る限りでいちばん有名なのは 賽の河原でしょうか。
    そういう意味で 日本人の 死後に関しての感覚は 少し特殊なのだと思います。


    スミマセンね 無駄に長い上に グダグダな展開で。
    こんな拙い文章と知識でも 楽しんで頂けたら幸いです。

    wrote & release : 2015 02 03 tue.
    reprint : 2019 09 07 sat.

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    テーマ : 無駄知識
    ジャンル : サブカル

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